山形米の専門店 尾形米穀店
三つ星お米マイスターの尾形雄司です。
今日はちょっと所用があるので短めに…
今年の3月頃、自宅の庭の整備を、
業者さんに依頼していたのですが、
先週でほぼ出来上がりました。
昨年はスギナ様を始めとする、
生命力みなぎる雑草たちとの戦いに追われ、
休日が草抜きで終わるという日もしばしばありましたが、
お庭が整備されたことで、今年は少し楽ができそうです。
◆米ぬかを土にすきこむのは、間違い?
新しい庭には菜園スペースを設けてあるので、
今年も、何かを植えてみようと思っています。
店では、毎日の精米で、
農薬の使用を控えた特別栽培米の
そのまま食べられる位に良質な米ぬかが出るので、
この米ぬかを雪解けの時期から、
菜園スペースの土に何回かすきこんで、
素人ながら、土づくりをやってみたのですが…
「米ぬかを、いきなり土にすき込んじゃダメだよ!!
逆に土が悪くなるんだ。」
Σ( ̄□ ̄;)ガーン
という話を、
米ぬかを肥料に使っている農家さんから、聞きました。
◆肥料としての米ぬかは、まず発酵させる
この農家さんでは、
有機肥料の原料の一つとして、
「米ぬか」を使われています。
ほぼ毎月15袋(225㎏)位ずつ、
米ぬかを買っていかれます。
そんな農家さんに、
米ぬか肥料の使い方を聞いてみた所、
「米ぬかをいきなりすきこむと、
土の中の酸素を吸収して発酵するから、
土の中が酸素不足になっちまうんだよ。」
土の中が酸素不足!
という概念がまず無かったのでビックリしました。
さらに…
「米ぬかをそのまま使うなら、
まずは土の上に振りかけて、土の中に混ぜないこと。
そうすると、空気中の酸素で米ぬかが発酵する。
で、発酵してきたら、すき込んでやればいい。」
というお話です。
農家さんという職業は、
土地や農作物の特徴はもちろんのこと、
化学にも詳しくないとやれないなぁとつくづく思うのでした。
◆近日中に試してみます
今、菜園の土の整備や、
残っているスギナ様との闘いを、
時間の合間に少しずつ行っています。
先述の農家さん曰く、
「正しい使い方さえ知っていれば、
米ぬかほど良い肥料は無いよ!」
と、仰られていたので、
今度、何かの苗を買ってきたら、
ぜひ、この米ぬか肥料の正しい使い方を
試してみたいと思っています。
毎年少しずつでも良いから、
農業のスキルを上げていきたい所です。
(そうすれば、農家さんの話にも、
より共感できると思うので)
p.s
一緒になごなごブログを書いているまるつね果樹園さんが、
7月に食育に関するドキュメンタリー映画の上映を企画されています。
福岡県のある保育園では、
子供たちが毎月100kgの手作り味噌を作っていて、
玄米・手作り味噌の味噌汁・旬の野菜などの、
昔ながらの和食の給食を、毎日もりもり食べているんだとか…
その秘密を学びに、
自分も、娘と一緒に参加したいと思っています^^
映画の詳細はこちらから↓↓↓
◆ドキュメンタリー映画「いただきます」上映会
https://www.facebook.com/events/229930704161018/?active_tab=about
================================
山形米の専門店 尾形米穀店
〒990-0057
山形県山形市宮町4-24-3
TEL : 023-622-4243
FAX : 023-622-4244
E-mail : [email protected]
HP : https://www.ogatabeikoku.com/
Facebookページ : http://www.facebook.com/ogatabeikoku
営業時間 : 10:00-19:00
定休日 : 木曜・日曜・祝日
================================