令和5年産新米の販売を始めました

山形米の専門店尾形米穀店　三ツ星お米マイスターの尾形雄司です。

早いもので９月も終わりが近づき、新米の時期が近づいてきました。

今年の新米は酷暑の影響で、お米の背中やお腹に白い筋が入る「背白（せじろ）」・「腹白（はらじろ）」のお米が全国的に増えております。

新潟県で「こしひかり」の1等米比率が皆無（例年は80％以上）に近く、2等が約30％・3等が約70％という報道もあったように、山形だけでなく全国的に酷暑の影響を受けた年になってしまいました。

実際に入荷してきた新米と４年産のお米とを見比べてみると、新米の方がやや小粒で見た目も白く、正直に言えば、４年産の方が品質が上だなという印象を受けます。

そんな今年の新米ですが、試食した限りでは食味への影響はみられず、美味しさを十分に感じられるお米だったのが救いです。（特に夢ごこちやミルキークイーンは甘さがしっかり出ていました）

今年の異常な暑さの中、無事に育ってくれて本当に良かったなと思いますし、生産者さんには感謝しかありません。

今年の新米はだいぶ苦労して育ったお米なので、もしかするとあまり見栄えがしないかもしれません。

そんな今年のお米の特徴をご了承頂いた上で、新米をご検討頂けたら幸いです。

酷暑の影響が懸念されていたので、新米の予約受付時期が例年よりも遅くなってしまいましたが、令和５年産の新米予約を承っています。

予約可能な品種は→コチラからご確認頂けます。

また9月28日時点では、以下の品種は新米を販売しております。

来週にはつや姫・ササニシキの販売も行っていく予定です。販売開始までいま少しお待ち下さい。

ご予約頂くメリットは、新米入荷後すぐに新米をお届けできることです。

ありがたいことに、毎年、500件以上の新米予約を頂戴しているので、入荷後すぐに完売して何度も仕入れに行くこともあるため、発送までに1週間以上、時間がかかる場合があります。

ご予約頂いた方には最優先で発送しているので、早く新米を食べてみたいという方には、新米予約がオススメです^^

尾形米穀店では以前、このような記事を書いているので、お客様から「新米を買うのは少し待ったほうが良い？」という質問も頂きます。

今年も書きます。出始めの新米には手を出すな!

尾形米穀店では、生産者さんが稲穂の状態を見て最適と思った時期に収穫してもらうようお願いしているので、当店の新米販売時期＝新米が熟したタイミングになりますので、安心してご予約ください。

また、新米に関して追加の情報があれば更新していきますので、どうかよろしくお願いします。

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