和名川ファームさんは、
毎年、売るのがもったいなくなる位に
キレイなお米を育ててくれるのですが、
今年も素晴らしく綺麗です＾＾

さて、入荷した3品種。
いずれも山形県で開発された品種ですが、
品種ごとの違いがはっきりしているので、食べ比べにオススメです。
今日はその３品種の特徴を紹介したいと思います。

◆つや姫

粘り　 …　★★★★☆
甘み　…　★★★★
食感　…　もちもち

名前の通り、炊いた時のお米のツヤがとてもよく、
新米の贈り物やプレゼントにも大人気です。

強めの粘りでもちもちしていますが、
飲み込む時にはすっと飲み込める独特の食感です。
お米自体の甘みはそれほど強くなく、
作り手によって味が大きく変わるので、生産者選びが重要です。

◆はえぬき

粘り　 …　★★★★
甘み　…　★★★★☆
食感　…　ほどよい

長年、山形県を代表してきたお米・はえぬき。
日本穀物検定協会で行っているお米食味ランキングで、
２２年連続で最高位の【特A】の評価を受けています。
（他に２２年以上の連続【特A】は、あの魚沼産コシヒカリのみです）

はえぬきの特徴でお米自体の甘みが強く、カレーやハンバーグなど、
味の濃い料理ともよく合います。また、粒がしっかりしているので、おにぎりや弁当にも◎。

ただ、はえぬきはつや姫以上に、生産者産選びが重要で、
生産者さんによって、味の違いが大きく出ます。
はえぬきは、こだわっている生産者さんから仕入れるのが重要です。

◆どまんなか

粘り　 …　★★★
甘み　…　★★★★
食感　…　すっきり

1993年、大冷害で壊滅的な被害を受けて姿を消した希少品種です。

1992年にはえぬきと一緒にデビューしたどまんなかですが、
タイ米等の外国産米を輸入せざるを得ない程の被害に見舞われた1993年、
【どまんなか】は大冷害に負けて、殆ど収穫ができなかった為
「こんな弱い品種は作れない」と、多くの生産者さんから避けられてしまいました。

どまんなかは、お米の甘み自体はそれほど強くないですが、
米粒がとても大粒で、食べ応えがあり、冷めても食味が落ちません。

また、すっきりとした食感の為、おかずとごはんが程よく絡み、
食材の美味しさを最大限に引出してくれます。
特に丼物との相性の良さは特筆物で、タレがごはんとよく絡みます。

今年はこの３品種で【和名川ファーム食べ比べセット】とかを
作ってみても面白いのかなぁと思っています＾＾

今年は全体的に入荷が遅れ気味ですが、今週はもう少し新米が入荷してくるはず。
仕入れに行って、農家さんからまた面白い話を伺って来ようと思います＾＾

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