山形米の専門店 尾形米穀店
三ツ星お米マイスターの
尾形雄司です。
◆みその絵本
先日、娘に絵本を買ってあげました。
「みその絵本」という、絵本です。
子供が読む絵本にしては文章量が多く、かつ、お味噌の歴史や作り方まで網羅されていて、大人でもかなり勉強になるような絵本です。
とても3歳の娘が読む絵本ではないのですが、「みその絵本、読んでー」と、時々せがまれます。(読み聞かせ方に困ります・笑)
というわけで、尾形さんちのごはんのお供シリーズ第2弾は、「お味噌」です。
◆みそ屋さんが固まっている地域
山形市には、味噌屋さんが固まっている地域があります。
馬見ケ崎川の東側にある、鈴川町・印役町・山家町の辺りです。
今でも、車を走らせるとすぐに、数件の現役の味噌屋さんの看板を見つけることができます。
※拡大すると、さらに数件の味噌屋さんが出てきます。
上の地図では拡大しないと載っていませんが、尾形米穀店では、鈴川町の味噌屋さんから味噌を買っています。
自分が子供の頃には、物置に大きな味噌樽があり、時々、味噌屋さんが仕込みに来てくれたり、そこから味噌を取ってくる母の姿を覚えています。
前々から、なんでこの地域には味噌屋が多いのだろう?
と、気になっていたのですが、どうやら、江戸時代の印役町・山家町辺りでは、麴の製造・販売を行っていた農家さんが多かったようで、
その流れで味噌や醤油の製造・販売を生業とするお店が多く残っているようです。(←もうちょっと調べておきますね)
◆米こうじみそ
というわけで、前置きが長くなりましたが、尾形家では、鈴川町のみそ屋さんの米こうじみそを、ごはんのお供にしています。
昨年、新居に移った際に、何度か、市販のお味噌も試してみたのですが、やっぱり、昔から慣れ親しんだ味が恋しく、こちらの米こうじ味噌に戻ってきました。
少し、味は濃いめですが、味噌汁にしても、味噌付けおにぎりにしても、絶品です。(味噌付けおにぎりは、子供の頃、本当に大好物でした)
余談ですが、味噌つけごはんは、麦飯・雑穀ごはん・分搗きごはんなどとの相性が、凄く良いです。
単純に、好みと言われればそれだけの話ですが(笑)
麦や米糠の風味と、味噌の風味の相乗効果があって、麦飯・分搗きごはんの時は特に、味噌付けごはんが食べたくなります。(今晩、麦飯とか分搗きごはんを食べる方は、ぜひお試しくださいw)
◆お米と大豆と麹の関係
冒頭でお話しした「みその絵本」を子供と読んでいる内に、米こうじ味噌の原料でもある「大豆」と「お米」は、切っても切れない、兄弟のような関係であることが解りました。
この辺はまだ勉強中なので、また別の機会に書けたら良いなと思っています。
今日で5月も折り返しですね。
今年はなんだか肌寒い日が続いていて、田植えも全体的に遅れているようですが、体調崩さないように、今週も頑張りましょう^^
p.s
「みその絵本」は実はシリーズ物で、他にも「●●の絵本」というシリーズで何冊も出ています。
実は娘には「みそ」以外にも、「しょうゆの絵本」・「ダイズの絵本」を買い与え、食育を一緒に学んでいます(笑)
でも、その甲斐あって、
自分「お味噌と醤油は何からできてるの?」
娘「ダイズー」
という回答が出来るようになりました!
難しすぎた絵本ですが、買って良かったと思っています^^
p.p.s
一緒になごなごブログを書いているまるつね果樹園さんが、
7月に食育に関するドキュメンタリー映画の上映を企画されています。
福岡県のある保育園では、
子供たちが毎月100kgの手作り味噌を作っていて、
玄米・手作り味噌の味噌汁・旬の野菜などの、
昔ながらの和食の給食を、毎日もりもり食べているんだとか…
その秘密を学びに、
自分も、娘と一緒に参加したいと思っています^^
映画の詳細はこちらから↓↓↓
◆ドキュメンタリー映画「いただきます」上映会
https://www.facebook.com/itadakimasumiso/
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