山形米の専門店 尾形米穀店
三ツ星お米マイスターの尾形雄司です。
先週、ミルキークイーンの記事を書いたあと
1つ大事なことを書き忘れていたことに気づきました。
それは…
ミルキークイーンは塩で食べると美味い!かなり美味い!
です!
ということで、
久々の尾形家ごはんのお供シリーズは「塩」です。
◆尾形家の塩は藻塩とレモン塩の2種類
尾形家では2種類の塩があります。
1つは山形県の庄内浜で作られた藻塩。
もう1つは星の汐という広島のレモン風味の付いた塩。
―藻塩の特徴
それぞれの塩には特徴があって、
藻塩は陳腐な言葉だけど、とにかく美味しい。
ただしょっぱいだけじゃなくて、旨みがある塩なんです。
おにぎりにつけても美味しいし、
豆腐とかにかけても美味しいし、
もちろん、料理に使ってもらっても美味しい。
ちなみに我が家の4歳の娘もこの藻塩が大好きで、
父「今日のごはんには何かけて食べる?」
と聞くと、
娘「おしお!」
と答える位の愛用っぷり(笑)
藻塩を切らすと、この味が恋しくなって、
わざわざ藻塩を買いに行ってしまう位、尾形家の愛用品となっています。
―星の汐の特徴
もう一つ、星の汐の方は、
妻のお友達(広島県出身)から頂きました。
名前の通り、砂浜で見られる星の砂のように粒が大きい粗塩で、
カリッとした食感がするお塩です。
旨みは藻塩の方が上かなと思うのですが、
この食感とダイレクトなしょっぱさが病みつきになり、
個人的には、ごはんのお供にするなら星の汐を選ぶ時が多いです。
ちなみに最初はレモン風味も付いていたのですが、
頂いてからだいぶ時間が経ったので、
今ではレモン風味は飛んでしまいました^^;
別に拘ってるわけではないんですけど、
結果的に2つの塩を使い分けている尾形家です。
で、どちらの塩もミルキークイーンと凄く合うんですよね。
どの品種でも美味しいけど、夢ごこちとかミルキークイーンなどの
低アミロース米は特に、塩との相性が良い気がしています。
◆なぜ、ごはんにお塩を付け始めたのか?
おにぎりを作る時には必ずと言ってよいほど、塩をつけますよね。
もはや、当たり前のようになっていて、
疑問にすら思わなかったのですが、この機会に、
なぜ人は、おにぎりを作る際に塩を付け始めたのかを探ってみました。
◆弥生時代から作られていたらしい、おにぎり弁当
おにぎりの起源について検索してみると、
どうやら弥生時代の遺跡から、炭化したおにぎりのような物が発見されたこともあるとか。
稲作が始まった2,000年以上前から、日本人とおにぎりの付き合いは始まっていたんですね。
●おにぎりに塩を付ける理由①:保存・殺菌のため
そして、弥生時代に作られていたおにぎりの用途も、
現代と変わらず携行食として活用されていたようです。
携行するには保存性も大事!ということで、
塩をつけることで殺菌効果を高め、保存しやすくしたという説が有力なようですね。
●おにぎりに塩を付ける理由2:厄除けの清めの塩
こちらも一説によると、
おにぎりの名前の由来は「鬼切り」という言葉なんだとか。
出掛ける時に鬼(災難)に合わないよう、
携行食のおにぎりに、清めの塩として塩をつけたのが由来とも…
諸説あるようですが、興味深いですね^^
●おにぎりに塩を付ける理由3:美味しい
個人的には最初の最初はこれだろうなと思います(笑)
塩を付けたら、細かい理由とか由来なんてどうでも良い位、
おにぎりは美味しいですよね^^
◆今日のまとめ
ということで今日は、ごはんのお供から脱線して、
人類がごはんに塩を付け始めた理由とおにぎりの由来を探ってしまいました^^;
お米も塩も日本人には切っても切り離せない関係で、
日本人のDNAに刷り込まれた味覚があるんだろうなと。
そんな感想で、今日の投稿を終えたいと思います。
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