夢ごこちは「究極のお米」とも言われていますが、その呼称にふさわしいお米だと思っています。

部屋にただよう炊飯中のごはんの香り
炊飯器の蓋を開けた時の、ピカピカ光るお米のツヤ
噛めば噛むほどに口の中で広がる甘み
冷めてから、さらに際立つごはんの旨さ
冷めても固くならない強い粘り

などなど、お米の美味しさを味覚だけでなく、視覚・嗅覚・触覚にまで余すところなく訴えてくる、本当に美味しいお米です。

夢ごこちの食味の良さは著名人からも愛されており、イチロー選手やデヴィ夫人も、夢ごこちを食べていたり、また、帝国ホテルの某高級料亭でも、夢ごこちが使用されているようです。

ただ、その個性的な甘さは、毎日食べるには疲れるという方もおられるので、好みが別れるお米でもあります。

また、粘りもミルキークイーンに次いで強いので、モチモチしたお米が苦手な方には、夢ごこちは少し食べづらいかもしれません。

清水さんの作るお米は、除草剤を１回しか使用していないので、この夢ごこちも農薬８割減・化学肥料９割減という、極めて少ない農薬使用で栽培されたています。

清水さんは、稲本来の生命力を重視して栽培しているからか、どの品種も甘みが強い傾向があり、夢ごこちの甘みもさらに際立っています。

また、ミルキークイーンにも見られる特徴ですが、夢ごこちは、通常の水加減で炊くと、柔らかめに炊き上がる傾向があります。

お好みにもよりますが、夢ごこちを炊く際には、いつもよりも水加減を少し減らして、固めに炊くイメージで炊いた方が美味しく召し上がって頂けると思います。

実は個人的にも、最も好みの品種がこの夢ごこちです^^お米の美味しさだけ見れば、他の品種よりも頭一つ抜けた存在だと思います。

夢ごこちは希少品種で、生産量も少ないため、価格は正直高いです。

でも、お米が大好きな日本人であれば、一生の内に一度で良いから、食べてみて欲しいと強く思う、当店イチオシのお米です。