こんにちは。五つ星おこめマイスター尾形厚志です。
涼しい8月だったせいか、例年より秋の訪れが早いように感じます。
山形市内の田んぼも稲が首を垂れ始めました。
間もなく新米の季節がやってきますが、例年よりも5~10日ほど遅れているとの
情報もありました。
尾形米穀店では早目に新米に飛びつくことは致しません。じっくりゆっくり、
状態が良くなったところで入荷いたしますので、今しばらくお待ちくださいませ(^_-)-☆
在庫状況のお知らせ
今年は完売となる銘柄が次々と出ております。
今回のお知らせは
【夢ごこち&さちわたし】
さちわたしが残り僅かとなったため、28年産はあと1セットとなります。
見た目も鮮やかなこちらのセット、贈答にも大変喜ばれます。
是非お求めくださいませ(^_-)-☆
炊飯の重要なポイント
さて、今週は炊飯の大事なポイントである洗米について。
文字通り現在は「洗う」が主流ですが、
精米技術の進歩によってもたらされた結果であります。
「研ぐ」
糠切れが良くなかったお米は酸化しやすく、炊いても黄ばみや糠臭の原因でもありました。
これを解消するのが研米、いわゆる米を研ぐという行為です。
以前私は、手のひらで米を米と米を強く摩擦させ、表面の糠を落とす、と教わりました。
これにより、表面の糠が取り除かれ、照りと艶が出るようになります。
が、強く擦ることによって米粒がダメージを受け、割れてしまうことも多くありました。
「洗う」への進化
時代は流れ、精米機・各種選別機の性能向上により、ゴシゴシ擦る必要がなくなります。
尾形米穀店の設備にも、精米後に表面の糠を取り除くセクションは2つ入っています。
あらかじめきれいに仕上げられた米にとって、前述の強い力を加えることはただダメージを
与えるだけになります。
現状、水を入れて2回程度軽くすすぐだけでおいしく炊きあがります。
チカラ、要りませんよ♪
もし、ゴシゴシされている方がいらっしゃいましたら、ぜひ試してみて下さい。
洗い方によって、炊き上がりが全然違ってきますよ(^_-)-☆
透明?不透明?
もう一つ、洗う過程で大事なこと。
それは、お水の色。
よく「すすぐ水が透明になるまで洗う」という声を聞きます。
透明になるまで一生懸命時間と労力をかけて洗っている方がいましたら、
今日から止めましょうね(ー_ー)!!
浸漬のお水はむしろ濁っていて当たり前なんです。
最初のうちは糠を洗い流したものですが、
途中から出てくる白濁は破損した米粒から染み出すデンプンです。
お米が壊れると、余計な水分を吸収してベチャベチャの食感の悪いご飯になってしまいます。
また、粒が欠けているので見た目にもよくありません。
洗うのは優しく手早く。ぜひお試しください。
補足ですが、無洗米は洗う必要のないくらい表面をきれいに仕上げてあるお米ですが、
異物を流したり、衛生上の観点からも1回はすすぐことをお勧めします。
あとは、無洗米用の水加減で炊いてください。
今週のラーメン
このコーナーが書いててウキウキするんですな(笑)
今週はしばらくぶりに行きました。「無双庵」さんです。
いただいたのは【無双のにぼGそば野菜増しニンニクショウガトッピング&ホタテバター飯】
煮干しの効いた濃厚スープ、極太麺、シャキシャキの野菜、柔らかいチャーシュー、
プリプリのたまご・・・キリがありません(笑)
大好きな1杯です。
貝柱を煮て割いたのかな?ホタテのご飯にラーメンのスープをかけていただきます。
こちらも美味しい!!
大満足な麺活でした。
今週もお読みいただきまして、ありがとうございました(^_-)-☆
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山形米の専門店 尾形米穀店
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