はじめに
こんにちは!尾形米穀店の伊藤です。先日、僕の地元・名古屋で山形の美味しいお米をで広めてきましたのでそのレポートと感想です!
名古屋駅の名鉄百貨店で開催された「第51回山形県の観光と物産展」で、1週間売り場に立ってお手伝いでした。
長丁場でしたが、大変貴重な経験となり、充実した物産展になりました。
この山形物産展には、さくらんぼ、芋煮、玉こんにゃく、ラーメン、米沢牛弁当、スイーツなど、山形の名物がずらりと並びます!
そんな中で、どうすれば試食してもらえるか? お米の魅力をどう伝えていくか?などなど、様々な作戦を練り挑みました。
結果、多くの方に試食からご購入まで案内することができ、レベルアップできました^^
山形産 玄米の魅力を実感
特に、尾形米穀店が初めて挑戦した「山形産 玄米の量り売り」は、思っていたよりも大人気で、お客様からの反響も上々でした!
今回は、その山形物産展の振り返りとお客様からいただいた生の声を通して、玄米の魅力をお伝えしたいと思います。
玄米の食べ比べ試食で実際にいただいた「リアルなお声」
山形物産展会場では、一口サイズのおにぎりをお盆に一緒に乗せて「山形の美味しいお米、ご試食はいかがですか?」とお声がけをひたすらしていました^^
意外にも、玄米そのものを初めて見る方や、炊きたての玄米を見たことがない方が多くいらっしゃりました。
見た目が思っていたよりも白くて
「白米を混ぜているの?」
「これ100%玄米ですか?!」
と新鮮な感想も聞けました。
そんな時は、上の写真にある玄米タワーで炊く前の玄米を紹介させていただきました。
「玄米ってこんなに甘いの!?」
白米・玄米の食べ比べでお客様に驚かれたのが「玄米の甘さ」に関してでした。
僕は「そうなんですよ〜!」と言いながら嬉しくて鼻高々になりながら、説明させていただきます!
・農薬の使用状況の違い
・収穫のタイミング
・保管環境の違い
など、理由あっての甘さですよと伝えていました。
中には「白米よりも全然甘いわね!」と仰ってくれる方もいました!嬉しくなりますね!
「つや姫・雪若丸の玄米売ってるの初めて見た」
また、すでに玄米食をされている方からよく聞いたお言葉は、「つや姫、雪若丸の玄米は見たことないね、珍しい」でした。
つや姫や雪若丸の玄米は東海地方では流通していないこともお客様に教えていただけ、売り場に立っていると良く質問をいただいてとても勉強になりました。
その中でも一番多かったのはこちらです!
「普通の炊飯器で玄米は炊けるの?」
期間中、玄米に関して最も多く聞かれたのは、この「玄米は炊飯器で炊けるの?」というご質問でした。
結論からいいますと、
玄米は、普通の家庭用炊飯器で簡単に炊くことができます。特に何か買う必要はありませんので、ご安心ください。
ただし、白米とは炊き方が少し異なるので、以下のポイントに気をつける必要があります。
美味しく玄米を炊飯の3つのポイント
白米と玄米の違いは大きくつ3つあります。
① 玄米は白米より、浸水時間を必要とします。理想は4~6時間程度、短くても2〜3時間は欲しいです。白米よりもスケジュールが重要です!
② 炊飯ジャーのお釜に玄米の水加減用の目盛りで調整してください。炊飯器機能で「玄米」モードがあればぜひご使用ください。
なくてもお釜にある玄米の目盛りに水加減を合わせればOKです。
③ 炊き上がったら、さらに10~15分ほど蒸らすことで、よりふっくら柔らかく炊き上がります。
ただ、炊飯器の機能性の違いもありますので、初めの方は水加減や時間を調整しながら、自分好みの食感を見つけていくのがコツです。
最初にコツさえ押さえれば、手軽に家庭で美味しい玄米ライフが楽しめます。ぜひ一度試してみてくださいね。
▼過去の記事では、玄米と美味しくコツや早く炊くテクニックも紹介しております!
まとめ
お家で甘い山形県産の玄米を食べてみませんか?
山形物産展で玄米食べ比べ試食を通して、自分が初めて玄米を買って炊いて食べた時のことを思い出しました^^
何となく健康に良いと思っていて、白米とは違うことはわかっているけど、炊きあがりや味は想像できませんでしたよね。まさに今回いただいたお声でした。
初心に立ち返り、山形県産の玄米の美味しさと素晴らしさを伝えていきたいとおもいました!
次回からもお客様目線で、より山形米の魅力と生産者さんを深堀りして、楽しい食べ比べ情報をお届けしていきます。お楽しみに!
最後までお読みいただきありがとうございました。