こんにちは。まるつね果樹園の結城こずえです。今近所の家庭では、旬の赤じそでジュースを作り、暑気払いをしています。
先月ある料理屋さんに行った時、食前に赤じそジュースが出てきました。とっても美味しくて、いつかこんなジュース作ってみたい!と思っていた矢先、それとよく似た赤じそジュースの作り方を教えて頂きました。
実は、私は今まで赤じそジュースはあまり得意ではありませんでした。梅干しのような濃いしその味がしたり、酢が利きすぎて酸っぱかったり…。赤じそジュースはそのような印象でしたので、自ら作ろうとも思っていませんでした。
そんな時、お隣の昌林寺(国指定重要文化財、木製十一面観音懸仏を奉納している曹洞宗の寺です)の奥様より、とっても美味しい赤じぞシロップのレシピを教えて頂きました。奥様は四季折々のお漬物を漬けたり、手作りが大得意。早速、私も赤じそシロップを真似して作ってみることにしました。
因みに昌林寺は、私達が住んでいる地域で唯一の貴重なポケストップ(笑) いつもお世話になっております!
美味しい「赤じそシロップ」を作ってみよう♪
材料 (作りやすい分量)
①赤じそ…400g ②砂糖…1kg ③クエン酸…25g ④水…2リットル
※私はきび砂糖を使用しました ※クエン酸は薬局で購入できます。
美味しいシロップを作るには、やはり水にこだわりたいですね~と思い、車で5分山道を走らせ東漸寺のミネラルウォーターを調達しにきましたよ。お茶の先生も汲みに来られている所で、昔から地域で親しまれている美味しい伏流水です。
作り方
①赤じそを茎から葉を摘み取ります。分量の重さを計ってからよく洗います。
②鍋に水2リットルを沸騰させて、赤じそを何回かに分けて鍋に入れます。赤じそが緑色に変わるまで、約1分間ほど茹でます。 ※茹で時間が長いとクセが出てくるので注意
③ボールにざるを重ねて、茹でた赤じそを上から軽く絞ります。ボールに落ちた汁は鍋に入れます。
④ざるにペーパータオルを重ねて、鍋の汁を濾しながらボールに入れます。
⑤ボールに砂糖を入れ溶かし、その後クエン酸を入れて混ぜて溶かします。粗熱がとれたら瓶などに入れて完成です!
赤じそシロップは使い方いろいろ♪
クエン酸が入っているので、なんと冷蔵で1年間程長期保存が可能です。
水や炭酸で割ってジュースに。また、暑い夏はかき氷のシロップとしても使えます。そして、、今回自分の中で大ヒットした飲み方があります!!それは、
赤じそ焼酎!
おいおい、また酒かい!?と言われるかもしれませんが…これは本当にオススメです!だまされたと思って試して頂きたいです!
たっぷり氷を入れたグラスに焼酎を注ぎ、赤じそシロップも入れてステアします。焼酎の濃さはお好みで。
自分で作って飲んでびっくりしました!ちなみに妹も、そのおいしさに目を見開きビックリ!! 暑い夏のドリンクに最高ですよ。
紫蘇(しそ)にはこんな言い伝えがあります。
昔中国で蟹を食べ過ぎて食中毒を起こし苦しんでいる人がいました。そこに華佗(かだ)という有名なお医者さんが、紫色の薬草を煎じて飲ませたところ、たちまち元気になったと伝えられています。
紫色をした薬草で蘇るというところから「紫蘇」と呼ばれるようになったそうな。
栄養が凝縮した赤じそシロップ。美味しく頂けて体にも良いとは最高ですね!
シロップは日持ちもしますし、今後に向けて私はあと数リットル仕込もうと思います。みなさんも、今しか手に入らない赤じそでこの時期に作ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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