こんにちは。まるつね果樹園の結城こずえです。毎日暑い日が続きますね。ここ山形では、いよいよ真夏の訪れを感じる“桃”のシーズンがやって来ました！
桃農家は、どのように桃を消費しているのでしょうか。我が家の勝手にランキング発表！
先週から“暁星（ぎょうせい）”という早生種の収穫が始まりましたが、今朝から“あかつき”も収穫も始まりました。
収穫した桃は、全国各地にお取り寄せやギフトとして発送していますが、少々形が不格好の桃ちゃんたちは、果汁100％ストレートジュースやドライフルーツに加工して販売しています。それ以外は、お裾分けしたり家で消費したり。では、我が家ではどのように桃を食しているのかをご紹介したいと思います。
桃はこうやって食べています
～桃生産者の我が家バージョン～
今の時期は、考えてみれば毎日桃を食べています。どうやって食べているのか？頻度が多い順にランキングにしてみました。
第1位 『生で食べる！』
あたりまえでしょー！と思った方、スイマセン(笑) でも、生産者としてはこれが一番オススメです！
桃と言えば滴り落ちる果汁とトロっとした果肉。素材そのものの味や香りを十分に楽しむ為にもまずは生食！
美味しく食べるには“食べごろ”と“温度”に是非気を配って頂きたいと思います。
生で美味しく食べるポイント
①常温で追熟させる
まだ固い場合は、常温で直射日光の当たらない暗い場所に保存して追熟させましょう。すぐに冷蔵庫に入れてしまうと、水分が失われ、みずみずしさも失われてしまいます。甘さも飛びます。
②食べる直前に冷蔵庫に入れる
桃の持つ甘みを引き出すには、実際に食べる2時間位前に、常温から冷蔵庫に入れてかるく冷やすことをおすすめします。また、氷水に１５分ほどつけておくのもよいでしょう。
第2位 『桃のスムージー！』
このランキングは、桃をどうやって食べているか？頻度が多い順なので我が家の2位はこれです！私たちは、毎朝スムージーを作って飲んでいるのですが、今の時期は桃がほぼ毎日入ってます。桃は疲労回復効果のある果糖、整腸作用のある食物繊維、高血圧予防になるカリウムなどが含まれています。
今日は、桃と冷凍したブルーベリーとレモン、そして水をちょっとだけ入れてブレンド。そしてMCTオイルをひと匙入れてできあがり。
因みに、こちらの「MCTオイル」なるものは100％中鎖脂肪酸の最強オイル。一般的な油よりもすばやく消化・吸収され、すぐにエネルギーになりやすいという特長があります。詳しく話すと長くなるのでこちらでは述べませんが、ダイエットをしている主人の強～い味方です。
桃ベースのスムージーは、牛乳や豆乳、ヨーグルト、バナナ、オレンジ、小松菜、パセリ等相性も良く、作りやすくて重宝しています。
第3位 『桃のマリネ』
桃がたくさん手に入った時はこれもおすすめです。いつものことながら、作り方は超簡単！
レモン汁 大匙２ と はちみつ大匙１ を混ぜてマリネ液を作ります。そこにカットした桃を入れてすぐに混ぜ合わせます。２時間ほど冷蔵庫でマリネしてから頂きます。※お好きなフルーツを追加しても美味しいです。
※今回はピンクグレープフルーツもイン！
ヨーグルトやアイスクリームと一緒に食べても美味しいですよ。レモン汁に漬けているので、桃が褐変しないので、お弁当のデザートにタッパーに入れて持たせることもあります。
私たちの願い
この写真は、今朝収穫したばかりの“あかつき”です。
真っ赤で大きな桃になるまでに、剪定をして、枝を集めて処理して、花摘みをして、摘果をして、反射シートを敷いて、葉っぱを摘んで・・・と、様々なお手入れをしてきました。決して桃の木に勝手に真っ赤な桃がなるわけではないんです(笑) 真っ赤で大きく美味しい桃を丹精込めて作っているのです。
“そんな１年の努力がこうして実になるんだな～” ということを、頭の片隅に置きながら桃を召し上がってもらえたら作り手としては大変嬉しいです。
他にも、桃をこのようにして食べると美味しいよ！という情報がありましたら是非是非教えてくださいね！私も試してみたいです！
最後までお読み頂きありがとうございました！
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