こんにちは。まるつね果樹園の結城こずえです。桃の出荷も今日、明日でいよいよ終了します。そんな中、イタリアの家庭料理を習いデザートの“桃のマチェドニア”も作ってみましたよ。
地元の野菜、フルーツをたっぷり使ったイタリア料理
昨日、天童市が主催するレディースアグリセミナーに参加し、イタリアの家庭料理を教えて頂きました。教えてくださったのは、イタリアに5年住んでイタリア料理を学び、本場のマンマのところでも修行をしていた、イタリア料理教室 ラ・ミア・タボーラ主催の三橋弘子先生。お話も楽しくとっても丁寧に教えていただきました。
そして、みんなで作ったお品がコチラ!
左上の麦茶の隣にひっそり?あるのが“桃のパンナコッタ マチェドニア添え”です。
マチェドニアとは、イタリア版のフルーツポンチのようなものだそうです。いろんなフルーツで作れます。
この日作ったお料理は、地元の野菜と果物をたっぷり使った超ヘルシー料理4品。
Zuppa ネギカブの冷製スープ
ネギとカブ以外にも、季節の野菜で応用の利くスープ。夏は冷たく冬は温かくして。私は枝豆で挑戦してみようと思います。
Antipasto カポナータ イタリア風野菜煮込み
南イタリアの家庭の味なんだそうです。オムレツに添えたりパスタと和えたりととっても便利な常備菜。
Primo Piatto お米のサラダ
南イタリアの定番料理。白ワインビネガーやスパイスも入っているので食欲をそそり夏にぴったり!美味!
Dolce 桃のパンナコッタ
パンナは生クリーム、コッタは煮た、という意味のお菓子。桃のマチェドニアをのせて頂きました。
どうでしょう!使っているのは、どこの家庭にもある夏野菜とフルーツで、こんなおしゃれな食事ができてしまいました!
私が作る食事は、ほぼ和食中心なので、こういう機会は料理担当の刺激になりとても良かったです。
桃のマチェドニアって??
やはり、うちは果樹園なので、桃をどう調理するのかとても気になりました。教えて頂いたことをこちらでシェアしますね。
今回のドルチェは、牛乳と生クリームで作ったパンナコッタに桃のマチェドニアをのせて頂きました
“桃のマチェドニア”とは、果物に砂糖や洋酒、レモン汁でマリネした洋風フルーツポンチ。イタリアの人は、洋酒をワインやスプマンテ(発泡性ワイン)を使ったり、お子さん用には炭酸のジュースを使ったりするそうです。パーティーやお子さんたちのお誕生日会、おもてなし料理に良いですね!
作り方はとても簡単でした。
まずパンナコッタは、生クリーム200㏄と牛乳150㏄とグラニュー糖25gをとろ火にかけて、ゼラチンを加えます。そのあとキルシュ(リキュール)を加え冷蔵庫で冷やし固めます。
マチェドニアは、フルーツを食べやすい大きさに切り、レモン汁とキルシュ(リキュール)、グラニュー糖に30分ほど漬け込みます。(今回は桃と葡萄を使いました)
固まったパンナコッタにマチェドニアを乗せて完成です!
桃のマリネは以前もこちらのブログで紹介していますが、今回教えてもらったレシピでは、キルシュというさくらんぼのリキュールを使っています。
こちらがキルシュ。
こちら、近くでは見当たらないので私はAmazonパントリーで購入しました(笑)
キルシュをパンナコッタ液にも入れて、マチェドニアにも入れましたが、これ数滴いれるだけで“プロの味”に近くなりました^^
たまには、お料理を教えてもらい、普段作らないジャンルの料理を挑戦してみるのも楽しいな、と思った一日でした。必ず学びもあります。
機会があればぜひお試しください!
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