こんにちは。まるつね果樹園の結城こずえです。
今日は当果樹園のロングセラー“蜜入りふじりんご” の10月末現在の状況をお伝えしたいと思います。
◆「玉まわし」という作業を行っています◆
始めに“玉回し”とは曲芸ではありません(笑)
りんごは、日光が当たる部分が赤くなるので、より多くの日光があたるよう、りんごの赤くない部分をクルっと日光のほうに向けてあげることを“玉まわし”と言います。
工程としては、“玉まわし”の前に、まず“葉摘み”を行います。
葉摘みは、葉を取り過ぎないということがポイント。美味しいりんごをならせるためには、葉を最大限に残しつつ、光合成が活発にできることが大事です。りんごにくっついて葉型がつかない程度に摘んでいきます。
その後、りんごの片面が赤くなってきたところで、全体にまんべんなく色づくよう軸からくるっと回転させるのです。では“玉まわし”はどのように行っているか見てみましょう。
下の写真は同じりんごです。
日光にあたってきれいに赤く色づいてきました。でもクルっと裏返しにすると…
まだ白い部分がたくさんありますね。日光に当たり真っ赤に色づくよう最後の仕上げをしていきます。
収穫前20日頃以降は樹の半分程度の葉を摘んでも果実の着色・密入り等は十分で、 果実品質の低下はないと言われています。
最後の仕上げは、充分な日光があたるよう葉っぱを適宜摘んでいきます。
唯一この作業の注意点は、まわし過ぎてりんごが落ちないようにすることですね…。(私は昨日恐らく8個くらい落としてしまいました。)
今年の収穫予定は11月20日頃
になる予定です。
寒さで実が締まり、蜜がびっしり入ってからの樹上完熟収穫が当果樹園のこだわり。
さて、今日も“玉まわし”がんばってきますね!
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