「コシヒカリ」とは?
美味しいお米と言えば、まず真っ先にコシヒカリを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?日本で最も栽培されている、名実ともに、最も有名なお米の品種です。
コシヒカリが誕生したのは昭和31年(1956年)なので、もう60年以上前になります。同時代のお米としては、さわのはな(1960年誕生)やササニシキ(1963年誕生)があります。
味と品質は良いけれど、いもち病に弱くて、稲の背丈も高くて倒れやすいという特徴があったため、日の目を見ることなく、デビューできない可能性もあったそうです。
ただ、それらの悪い特徴は栽培技術で補えるはず!という熱意と意欲で、作付け奨励品種に定めたのが新潟県でした。
こうして、「新潟県産コシヒカリ」は、美味しいお米の代名詞として定着していきます。