お米屋さんの裏側

2016年06月24日
2016年06月24日

目次

 

ご来店いただいたお客様や、小学校の地域の町中探検授業で、精米工場をお見せする

事があります。

皆さん、一様に驚きの表情を浮かべます。

それは、機械の大きさだったり、種類の多さだったり、運転音の大きさだったり、茶色の玄米が

白くなるところだったり、精米直後のお米は温かい事だったり…。

なかなか目にする機会がない業務用の精米設備。用途はさまざまありますが、それぞれを

何回かに分けて紹介していきたいと思います♪

 

作業のスタート地点 投入口→混米タンク→石抜き機

DSC_9315

まずは原料である玄米を投入します。基礎のコンクリートに穴が掘ってあり、ここから

精米作業が始まります。

各機械をつなぐのは昇降機というお米のエレベーター。設備によって数や高さは異なりますが、

当店では全部で10本、一番高いものは6メートル以上あります。

DSC_9321

投入された玄米がまず入るのが混米タンクです。通常のタンクの中にミキサーが入っていて、

ブレンド米(米屋の腕の見せ所の1つです♪)を作るのに役立ちます。

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次に石抜き機を通ります。

流通する紙袋の玄米の中には、刈り取り時に混ざった小石が「必ず」混入しています。

この石をごはんと一緒に食べてしまうと・・・考えただけで怖いですね(;^ω^)

このような事態を防ぐため、この機械で小石を除去します。

網の上に広がったお米に下から風を当てて、お米と小石の重さの違いを利用して取り除いています。

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玄米が入っている紙袋は1つ30Kgです。これを精米する数量分運んだり、枡の中に入れる作業は

一つ一つ手作業になります。多い日には一日に30袋以上(約1t)精米します。

当然重いのですが、生産者さんが一生懸命作ってくれたお米を無駄に

することなく、お客様においしいお米をお届けするため、心を込めて一つ一つの作業を行っています。

私たちの作業のなかで、そのおいしさを一番左右する工程が精米です。

 

お米屋さんの裏側シリーズ、次回は心臓部である、「精米機」をご紹介します。

 

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