山形米の専門店 尾形米穀店
三ツ星お米マイスターの尾形雄司です。
昨日・一昨日と大雪に見舞われた山形でしたが、
昨日のお昼頃に天候が回復してからはあっという間に雪が溶けました。
2月はまだまだ気温も低くて雪もたくさん降りますが、
1月と比べると日照時間も長くなり、
日差しに力強さがあるなぁという事をつくづく感じます。
◆買い物が困難な山形の冬
「私の家の近くにはスーパーないべ?雪道で歩ぐど、1時間掛かる。
んだがら、お父さんのお見舞いで、入院してる病院までタクシーで行って、
病院がら買い物さ行ぐんだげど、帰りもタクシーだがら、
1回、買物に行ぐだげで数千円掛がるんだぁ。」
以前、お米の配達で伺った際に、お客様から聞いた話です。
別に、山形に限った話ではなく、
多くの地方都市はそうだと思うのですが、
山形はかなりの車社会です。
自分の車を持っていて、運転もできる人であれば
雪道でも買い物に出るのにそれほど不自由はしませんが、
冒頭に書いたお客様のように、自分の車を持っていない方や、
免許の返納等で、運転できなくなった高齢者の方が、
雪道の中を買い物に出かけるのは、体力的にも金銭的にも容易な事ではありません。
俗に言われる、「買い物弱者」の問題は山形でも進行中です。
◆ちょっと想像してみて下さい…
車が無くて、お米や水などの重たい物を買いに行く時は、特に大変だと思います。
ちょっと、田舎暮らしで車がない生活を想像してみてほしいのですが…
「朝起きて、ごはんを炊こうと思ったら、明日の分のお米が足りない。
外は大雪で、明日も明後日も寒波が来るらしい…
買いに行かないといけないけど、車は持ってないし、
バス停までは遠い上に、便も1日に2本だけ…どうしよう?」
という状態が日常茶飯事な訳ですよね…
そして、それは他人事ではなく、尾形米穀店のお客様の中にも、
そのような方が少しずつ増えてきているように感じています。
◆米屋として、何かできることはないか?
買い物に行くのが大変な方に、米屋として、何かできることがあるんじゃないか?
という想いで、昨年末から本格的に告知を始めたのが、
尾形米穀店の買い物弱者支援の取組み「こめ宅」です。
重さの面で、買いに行くのが大変なお米。
かんたんに買いに行けないからと20kg・30kgとまとめ買いをすると、
お米の食味が落ちて、美味しくないごはんを食べ続けることになってしまいます。
(暑い時期には虫もわいてしまうので、なおさらです)
虫がわいたり、味が落ちて美味しくないごはんでは食欲もわかず、
充分な食事と栄養を摂れないせいで、体調不良に繋がる可能性すらあります。
「こめ宅」は、そんなお米を買いに行くのが大変な方向けの、
配送料無料のお米3kgからの宅配サービスです。
1つの記事で書くと長くなるので、「こめ宅」の詳細や、
これまでの尾形米穀店の取組みなどは、また別記事でまとめたいと思います。
ということで、先週とは打って変わって、真面目な記事でした^^;
でも、尾形米穀店では、これからもっともっと増えるであろう、
買い物弱者の方のお役に立てることがある!と考えているので、
「こめ宅」についてはまた日を改めて、もう少し書いてみたいと思います。
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山形米の専門店 尾形米穀店
〒990-0057
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TEL : 023-622-4243
FAX : 023-622-4244
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