つや姫の特徴|山形県高畠町 おきたま興農舎産

Tsuyahime

2022

食味コンテスト最優秀賞受賞農家のつや姫です。

つや姫の特徴
(おきたま興農舎産)

 お米の甘さ ・・・
4/5
 お米の粘り ・・・
4.5/5
料理との相性 ・・・
3.8/5
山形米の専門店 尾形米穀店 五代目店主:尾形厚志
【創業130年】5代目店主「尾形 厚志」

rice meister

お米マイスターからのつや姫紹介

おきたま興農舎さんのつや姫は、2016年1月に行われた、全国食味コンクールで最優秀賞を受賞しました。つや姫は、2010年に山形県期待の新品種としてデビューしてから、着実に美味しいお米としての評判を高め、贈り物やプレゼントにも利用される、全国区で人気のお米となりました。実際に、ここ2~3年では、コシヒカリ以上の高評価で取引されています。

その名前の通り、お米のツヤが抜群に良く、炊きたての見た目と香りだけで、食欲をそそります。粘りは強めでモチモチしていますが、口の中でごはんを噛んで飲み込む時にはスッと飲み込めるので、粘りが強めなお米が好きな方でも、苦手な方でも、美味しく食べられるお米です。ただ、品種自体のお米の甘みはそれ程強いとは思いません。生産者のこだわりで、甘さにはかなり差があるので、生産者選びが重要です。

当店では、6~7名の生産者さんからつや姫を仕入れていますが、全て、産地を直接訪れて、田んぼを見せてもらいながら、生産者さんのこだわりや、その土地の土壌の特徴や水源地などの話を伺い、この方の作るつや姫なら間違いないだろうと思えるお米だけを仕入れるようにしています。

origin

産地紹介:山形県高畠町

高畠町は山形県の南東に位置し、宮城県と福島県に接している山あいの盆地です。高畠町はその土地柄、山の恵みである清らかな水と栄養豊かな土壌に恵まれ、山形県の中でも有数の昼夜の寒暖差が大きい気候が作用し、農作物や果物が美味しく育つ環境が整っています。

そのため古くから農業が盛んな地域で、縄文時代の遺跡も多く見られたり、江戸時代には近くを流れる最上川の水運で江戸に農作物が運ばれるなど、先人たちの時代から農業が営まれてきた歴史的な土地でもあります。ぶどうのデラウェアの生産量は日本一を誇り、ワイナリーも多く、一般的にはフルーツの街として人気が高い高畑町ですが、お米や野菜など、農作物全般の評価が山形県内でも高い地域です。

山あいでは、りんご、ぶどう、ラ・フランス、さくらんぼ等の果物を、盆地部分の平地では野菜やお米などを栽培していて、町のどこを見ても美味しい農作物で囲まれている素敵な土地です。

おきたま興農舎「土が良ければ美味しい作物が育つ」

farmer

生産者:おきたま興農舎

おきたま耕農舎さんは1,980年代に同じ志を持った、11人の農家さんが集まって興した農業法人です。

その方針は「土が良ければ美味しい作物が育つ」というもの。 最近注目されている有機栽培や自然栽培ですが、おきたま耕農舎さんはなんと20年以上前から極力農薬や化学肥料を使わない栽培方法を取り入れ、今日まで実践してきました。

お米だけでなく果物や野菜など、「人の口に入る農作物は美味しくて体に良い物を提供する」という考えを共にする農家さんたちが、20年以上にわたり情報の共有や試行錯誤を繰り返し、日夜農作業に勤しんでいます。 

cooking

つや姫に合う料理:卵料理

つや姫は噛めば噛むほど甘さが出てくるタイプで、おかずと一緒に食べるとごはんの甘さが出てきて、料理との相性はそれほど良いとは言えません。

以前、プロの料理人の方と一緒に、どの料理にどのお米が合うか?という実験を行った時も、はえぬきササニシキは相性の良い料理がパッと出たのですが、つや姫はなかなかベストマッチする料理がありませんでした^^;

その中で、これは合うと思ったのが、卵焼きや茶碗蒸し、オムライスなどの卵料理です。美味しい卵を使った料理とつや姫は、群の抜相性です。

つや姫には卵料理がオススメ
料理との相性は必ずしも良くはないですが、卵にはよく合います。

testimonial

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