どまんなかの特徴|山形県鶴岡市和名川ファーム産
Domannaka
2022
どまんなかの特徴
rice meister
お米マイスターからのミルキークイーン紹介
1993年、この年は未曾有の大冷害でお米が取れず、タイ米やカリフォルニア米を輸入することになった大凶作の年でした。当時、私は中学生でしたが、父と祖父はお客様向けに国産のお米を販売していたので、自宅ではタイ米やカリフォルニア米を食べたのを覚えています。
そして、この大冷害で壊滅的な被害を受けたことが原因で、姿を消していった希少品種が【どまんなか】です。
【どまんなか】は、元々は1992年に【はえぬき】と共にデビューしました。
ですが、デビューした次の年に大冷害に見舞われてしまい、冷害に負けた【どまんなか】は殆ど収穫ができず、「こんな、寒さに弱い品種は作れない」と、生産者さんから避けられるようになってしまい、育てやすくて食味も良い【はえぬき】の方が 作られるようになっていきました。
しかし、【どまんなか】の食味の良さは当時から折り紙つきで、 デビュー以来22年連続で食味ランク特Aを獲得した、同期の【はえぬき】を上回る評判も得ていました。 美味しいお米だけに、もう殆ど作られなくなってしまったのは、とても残念に思っています。
farmer
生産者:和名川ファーム
生産者の和名川ファームさんは、極力、農薬や化学肥料を使わずにお米を栽培している生産者さんが集ってできた農業法人です。
和名川地域は合併に伴い鶴岡市になりましたが、合併前は藤島町に位置していました。藤島町はつや姫・はえぬきなどの山形を代表するお米が産まれた場所です。
これらの品種がデビューする前の試験栽培の段階から携わっている和名川ファームの生産者さんは、つや姫やはえぬきの各品種の特性や栽培方法をとてもよく熟知されています。
cooking
どまんなかに合う料理:丼物
大粒で食べごたえがあり、スッキリした食感のどまんなかは、丼物との相性が抜群です。
粘りのあるお米は米粒と米粒の間にタレが絡まず、料理との相性が良くない傾向がありますが、粘りが控えめなどまんなかは、丼物のタレと米粒の間によく絡み、料理の美味しさを引き立ててくれます。
testimonial
お客様の声
catalog
尾形米穀店
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