はえぬきの特徴|山形県飯豊町 朝倉隆一郎産
Haenuki
2024
はえぬきの特徴
rice meister
お米マイスターからの
美し国(うましくに)はえぬき紹介
「美し国(うましくに)」
牛の堆肥等の有機肥料を使用し、農薬の仕様もできるだけ控え、収穫後に稲杭に掛けて天日乾燥で仕上げたお米のみが「美し国(うましくに)」の冠名を名乗る事が許されます。有機肥料で育ち、天日乾燥で仕上げられた「美し国はえぬき」は、品種特性的に甘みが強いはえぬきの中でも、さらに際立った甘さに仕上がります。
これは全くもって自分の好みですが、お米の甘み=食味に関しては、「つや姫」よりも「はえぬき」の方が上だと思っています。
こだわりの強い生産者の方がこの2品種を作ったら、やっぱり「はえぬき」の方が、味は良いイメージです。つや姫を凌ぐほど?の「お米自体の甘さ」がはえぬきの一番の魅力です。
22年連続での食味ランク「特A」も、育てやすさや手ごろな価格という要素も大きいですが、「食味の良さ」という元々の特徴があったからこそと考えています。
また、「はえぬき」は粒がしっかりしていて崩れにくく、おにぎりや弁当にも最適と言われています。
実際に、セブンイレブンで販売されているおにぎりの多くは、「山形県産はえぬき」を使用していると言われており、業務用のお米としても高評価を得ています。
↓は、以前、つや姫を食べたお客様から頂戴した感想です。
「つや姫も美味しかったんだけど、粘りが強いからか、毎日食べると何だか疲れちゃって…やっぱり前から食べているはえぬきが良いわ」
という感想を頂いたことがあります。
最近の新しいお米は、「モチモチしていて、冷めても固くならずに美味しい」
という特徴のお米が多いのですが、この特徴は「食べ疲れ」という形で現れます。
その点、「はえぬき」の粘りはモチモチしすぎない適度な粘りで、毎日食べても食べ疲れしづらいという特徴があります。
味が良くて食べやすい「はえぬき」ですが、コストパフォーマンスにも優れています。
当店の店頭価格の特別栽培米で比べてみても、特別栽培米のつや姫は玄米5㎏で2,950円以上するのに対し、特別栽培米のはえぬきは玄米5㎏で2,550円で、さらに、慣行栽培のはえぬきなら玄米5㎏で2,100円なので、つや姫より700円以上、家計に優しい計算になります。
農薬が控えめで美味しいお米が欲しいけど、家計も考えると高いお米はちょっと…という方に最適なのが「はえぬき」です。
farmer
生産者:朝倉 隆一郎
朝倉さんが農業を営む飯豊町は、米沢牛の産地として知られており、朝倉さんも牛を飼われています。そんな朝倉さんのこだわりは土作り。
元々、粘り気のある肥沃な土壌を持つ飯豊町ですが、牛の堆肥を入れることで、より肥沃な土作りを心掛けているとのこと。
また、朝倉さんの田んぼに注ぐ、百名山の飯豊連峰を源流とする白川水系には、稲を強くしてくれる成分「ケイ酸」が豊富に含まれています。同じ飯豊町内でも水系が違うだけで、お米の味が変わってくるそうです。
当店と飯豊町の生産者さん達とのお付合いは、父の代からなので、もう40年以上になります。当時、まだ減農薬栽培という言葉も無かった時代から、農薬使用を控えた米作りをされてきた、減農薬栽培のパイオニア的存在の農家さんです。
cooking
はえぬきに合う料理:ハンバーグ
ごはんだけでも美味しく食べられる「はえぬき」ですが、料理との相性も抜群に良く、特に味の濃いハンバーグ・焼肉などの肉料理や、オムレツ・ジンジャーソテーなどの卵を使った料理の場合は、「はえぬき」が抜群に合います。
実際に、プロの料理人さんと一緒に、色々な料理とごはんの相性を確かめる食べ比べも行いましたが、色々なおかずとの相性は、「つや姫」よりも「はえぬき」の方が上だと思っています。
testimonial
お客様の声
catalog
尾形米穀店
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