山形米の専門店 尾形米穀店
三ツ星お米マイスターの尾形雄司です。
師走ですね。
今年もあと1カ月…早い早い(汗)
尾形米穀店は12月が一番の繁忙期。
年末に掛けて慌ただしい日が続くので、
大晦日まで体調を崩さないように気を付けないとです。
さてさて、今日は久しぶりに、
2017年の新米レビュー第2弾行きたいと思います。
◆大江町 清水 信一産 ひとめぼれ
「農家だけど、農薬の使い方はよく解らないんですよ。
ほとんど使ったことが無いので…」
と、語ってくれるのは、
尾形米穀店と40年近いお付き合いになる農家さん、
山形県大江町の清水信一さん。
今回は、その清水さんが作る、
栽培期間中に除草剤を一回しか使用していない、
農薬の使用を限りなく控えた、特別栽培米ひとめぼれをレビューします。
【ひとめぼれ】の新米レビュー
- お米の旨み ★★★☆ (3.5)
- お米の食感 ★★★☆ (3.5)
- お米の粘り ★★★☆ (3.5)
- お米の香り ★★★★ (4)
- お米のツヤ ★★★★☆(4.5)
※1 5段階評価で、粘りに関しては5に近づくほど粘りが強くなります
※2 上記はあくまで、尾形雄司の個人的な感想です。
◆「海の幸と相性の良い」ひとめぼれ
ひとめぼれは、とにかく魚料理や海藻など、
海の幸との相性が良い印象です。
これは尾形個人の推測ですが…
ひとめぼれは宮城県古川市で開発されたお米なので、
宮城県民の食生活や食文化によく合うお米として、開発された気がしています。
宮城県の食文化は、
塩釜・石巻・気仙沼などの漁港から水揚げされた、
新鮮な海の幸を活かした魚料理が中心。
そして、ひとめぼれは、この魚料理との相性が本当に良いんですね。
今回は、おかずでサンマやホッケといった焼き魚と食べたり、
ごはんのお供できざみめかぶやかつお節と一緒に食べましたが、
今年の新米ひとめぼれも期待にたがわず、抜群の相性の良さを感じました。
◆毎日食べても食べ飽きしない
ひとめぼれは、
粘りは控えめで食べやすく、
食感は柔らかめで年配の方でも食べやすく、
名前の通り、炊いた時の見た目もキレイです。
特徴的にはそれ程、個性的な所はなく、
バランスの良いお米だなと思っています。
バランスの良い米は無個性になりがちなんですが、
ひとめぼれに関して言えば、このバランスの良さという特徴が、
毎日食べても食べ飽きしない。という個性に、
繋がっているように思っています。
◆清水さんの一番好きなお米はひとめぼれ
「どのお米が一番好みですか?」
仕入れに行った際に、どの生産者さんにも聞く質問です。
で、この質問をすると、ひとめぼれと答える方が多いんですね。
このお米の生産者の清水さんも、
「ひとめぼれが好き」
と、答えた方の1人です。
「味は夢ごこちが断然おいしいですけど、毎日食べるとなると…
毎日食べてて食べやすいのは、ひとめぼれなんですよね。」「さらに言えば、私の栽培方法とよく合うんですよ。
農薬や化学肥料を使わなくても、ひとめぼれは作りやすいんです。」
この辺りの清水さんのひとめぼれへの愛着は、
しっかりとお米にも伝わっている気がしています^^
というわけで、
新米レビューの第2弾は【ひとめぼれ】の感想でした。
美味しい魚や海産物が手に入った時は、
ぜひ、ひとめぼれを試してみて下さいね。
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