山形米の専門店 尾形米穀店
三ツ星お米マイスターの尾形雄司です。
◆季節の移り変わりが楽しい
先週から今週にかけては、
福島~白石(宮城県)をドライブして回ったり、
東京に2回行ったり、
山形市内を配達したり、
仙台市内を歩いたりと、
あちらこちらに動き回っていた一週間でしたが、
その分、季節の移り変わりを存分に楽しめました。
福島県では桜の他にも桃の花が楽しめたし、
2度目の東京では葉桜と新緑を楽しめたし、
新幹線の車窓からは青空と雪山も眺められたし、
山形に帰ってきてみれば桜がまだ咲いていて。
本当は、写真でも撮りながらのんびり歩きたいのですが、
時間の都合でそうもいかず…でも、見てるだけでも癒されますね。
◆花見の季節はだんご屋も米屋も大忙し
というわけで、
今年は全体的に開花が遅めな山形市内。
まだまだ花見を楽しんでいる方が多いようです。
花見の季節につきものなのは、
やっぱり、「だんご🍡」ですよね。
桜の時期になると、
だんごやさんからの注文が普段の2倍~3倍に増え、
注文を受けている電話口からでも、
忙しさが伝わるくらい、慌ただしくなります。
そして米屋でも、
2倍~3倍に増える注文に対応する為、
一生懸命、精米して、たくさんの注文に備えます。
で、何をだんごやさんにお届けしてるのかというと、
だんごをつくるための「米粉」です。
◆100年近く、米粉を作っています
尾形米穀店では、もう100年近く前から、
店で米を挽いて製粉し、だんごやさんに納めています。
祖父母の代からの昔ながらの製粉方法をそのまま引き継いでおり、
製粉機は自分が物心ついた時から変わっていないので、
もう35年以上は使っているはずです^^;
また、製粉に使うお米も、
だんごやさん専用のブレンド比率となっており、
使う品種に違いはあれど、ほぼ当時のままとなっています。
母から話を聞くと、母が嫁いできた当時(43年前)は
2台の石臼で挽いていたそうで、
石屋さんの手で定期的に研ぎ目を調整された、
その当時でも相当使い込まれた石臼だったそうです。
また、当時はだんご屋さんも多く、
1日で700㎏以上のお米を研いだ時もあり、
桜の時期は徹夜で製粉していたとか…(物凄い重労働ですね- -;)
そんなだんごやさんも
時代の流れと共に少なくなりましたが、
今でも、尾形米穀店の粉を愛用して下さる
だんごやさんがいるのはありがたい限りです。
今日は尾形米穀店のオススメのだんごやさんを、
2軒、ご紹介できればと思います。
◆米屋のオススメのだんごやさん
◆渡辺だんご屋
住所:山形市千歳1丁目1−14
電話:023-684-9430
営業時間:9:00~無くなり次第
参考サイト:http://www.yway.jp/shop/449/
1軒目は山形市千歳にある渡辺だんご屋さん。
「線路のガード下のだんご屋さん」と
紹介されることが多いので、名前は知らなくても、
行ったことがある方は多いかもしれませんね。
食べごたえのある食感が特徴で、
一度食べたら癖になるだんごです。
明治時代創業という由緒あるだんごやさんで、
非常に長くお付き合いさせて頂いています。
◆かすみだんごや
住所:山形市城南町2-7-20
電話:023-643-0567
営業時間:8:30~無くなり次第
参考サイト:http://www.yway.jp/shop/8375/
2軒目は、霞城公園南門の前にある、
「かすみだんごや」さん。
年末の当店の大人気商品、
「のし餅」・「玄米のし餅」を
作って下さるだんごやさんでもあります。
霞城公園のお堀に咲く桜の花見には
絶好の場所にあるので、花見の時期は特にオススメです。
だんごはもちろんのこと、
かすみだんごやさんの「ゆべし」は特に絶品なので、
もし、「ゆべし」が並んでいる時は、ぜひお試し頂きたいです。
というわけで、今日は2件のだんごやさんのご紹介でした。
なお、米粉は一般にも販売しています。
必要な分量のみを量り売りしていますので、
お菓子等でご利用頂く場合はお気軽にお問合せ下さい。
p.s
だんごの画像、手持ちがないので後日upします^^;
代わりに桜の香りを楽しむ娘をup…
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山形米の専門店 尾形米穀店
〒990-0057
山形県山形市宮町4-24-3
TEL : 023-622-4243
FAX : 023-622-4244
E-mail : [email protected]
HP : https://www.ogatabeikoku.com/
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営業時間 : 10:00-19:00
定休日 : 木曜・日曜・祝日
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