こんにちは。まるつね果樹園の結城こずえです。
今回は、「ラ・フランス」を美味しく食べるために最も重要と言っても過言ではない『食べ頃の見極め方』をご紹介します!
◆ラ・フランスの販売は3日後からスタート!
前回、山形県では「適期収穫」や「産地追熟」を徹底して、おいしくて食べごろに近い果実を出荷するために、
毎年『統一販売基準日』を設けていることをお伝えしました。
今年は10月22日(土)に決められていますから、いよいよその販売開始日まであと3日!
当園でも、冷蔵庫で低温処理(予冷)をしたのち、室温で追熟処理をしています。
◆「ラ・フランス」の食べ頃の見極め方
「ラ・フランス」特有の芳醇な香りの正体は、酢酸エステル類、アルコール類、アルデヒド類という物質だそうで、これらは冷蔵庫から出庫後、少しずつじわりじわりと増加し、食べごろの4日間くらいの間が最も多くなります。
なんと最高の食べごろは、4日間しかないんですね!
せっかくラ・フランスを食べるからには、やはり美味しい時をいかに見分けるかが重要です。
ぱっと見た感じでは分からないので、以下参考にしてみてくださいね!
◆食べ頃のサインはこちら
☝ご家庭で追熟させるときは、常温で柔らかくなるまで置いてくださいね!固いまま冷蔵庫に入れないように してください。追熟がストップしてしまいますので。
①肩(軸の周りの盛り上がった部分)が柔らかくなりシワがよってきます。軸が少~しグラグラし始めます。
②果実を手で包み込むようにして持った場合、しっとりと手になじんできます。
③鼻を近づけると、果実からほんのり香りが漂ってきます。
◆食べ頃になってからの保管方法は?
ラ・フランスがたくさんある場合は、熟してからの傷みが心配ですよね。
その際は、熟した果実を冷蔵庫に入れて保管してくださいね。
そうすると、1週間くらいは美味しい状態で保管することができますよ。
あのトロリとした芳醇な香りのラ・フランスの季節がやってきます!
ぜひ、食べごろを見極めて美味しい時を逃さず楽しんでください!
個人的にはこんなことをして楽しむのが楽しみですね^^
ではまた来週♪
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