こんにちは。まるつね果樹園の結城こずえです。ここ数日、山形はシトシト雨降りが続いています。そんな梅雨の時期は、“雑草がどんどん生えてくる!!”ということが私たちの悩みの種。しかし、その雑草の中にも美味しく頂け薬効が高い“ひょう”なるものが存在します。
畑の雑草“ひょう”とは?
ひょう(スベリヒユ)はとてつもなく優秀な植物だった!!
ひょうの栄養価を参考までに調べてみると、抗酸化物質の一つであるグルタチオンを多量に含んでいます。また、ビタミンB、マグネシウム、鉄分も豊富。一般的には利尿作用、抗菌作用、解毒作用に効果あり。
それだけでも栄養たっぷりの植物ですが、な、なんと!ひょうには、
オメガ3脂肪酸が植物の中で一番多く含まれている!
とあるではないですか!オメガ3脂肪酸を摂取するには、魚を食べたり、アマニ油、シソ油等を摂ることが良いのですが、そのオメガ3脂肪酸が、庭に生え放題のひょうに含まれているなんて!毎日スプーン1杯のアマニ油を摂ってましたよ!それがタダで摂取できるなんて目から鱗です。
因みに、オメガ3脂肪酸は、自分の健康のためにも摂っていますが、何よりメタボ気味の夫の健康強化策として摂っております。いわゆる“血液サラサラ”や“脂肪燃焼”等に効果があるんですね~。
naverまとめ(オメガ3脂肪酸 美肌やおなか周りにも効果あり?)よりhttp://matome.naver.jp/odai/2138302028236253601
ひょうのお浸しを作ってみよう!(簡単です!)
山形県民は主にこの二つの方法でひょうを食します。生で摘んだものをお浸しで食べるか、正月に「今年もひょっとしていいことがありますように」と願いをこめて「ひょう干しの煮物」を食べます。山形の縁起かつぎの郷土料理でもあります。今回は、お酒のつまみにもぴったり!簡単に出来るお浸しを作ってみます。
はい、出来上がりです!本当に簡単なんです。
茹でると少し酸味とぬめりが出てるのが特徴です。少し癖があるので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私は大人になってから好きになりました。
このあたりでは、ひょうのお浸しを作る際はからし和えで広く食べられていますが、お好みでニンニク醤油和えやナムルなどにしてもおいしいです!
ただし、どんな食べ物でもそうですが、栄養価が高いからといって食べ過ぎにはくれぐれもご注意くださいね!
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私も最近食べています。東京で。
幼少時に、父親の実家の山形県でよく食べていました。
醤油と合う酸味などが美味しいと思います。
山口様
返信遅くなり申し訳ございません。まるつね果樹園の結城です。
お父様のご実家が山形なのですね。子供のころに味わったスベリヒユを東京で召し上がられているとは素敵です。栄養満点なので夏バテ防止にも良いですね!
こんなに栄養があるなんて知らなかったです。山形県生まれの方からしょうと言われ、畑に生えている草が食べれる事に試してみました。お浸しや酢の物にして食べ、ツルッとして食が進み、翌日通じがあって体の調子が良く、干して保存食にしようと思います。茹で内で干すのでしょうか?
ぶーこ様
ひょうを干して保存する場合は、お天気が良い時に、サッと湯がいて天日干しします。
お正月に山形県民はよくこのようにして食べます。よろしければぜひお試しください!
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/hyoboshinonimono_yamagata.html
山形で食されていたことは知ってましたが、干して正月に戻して煮物にして食べたりすることは知りませんでした。私は最近足を痛めてしまい畑仕事が十分に出来なくて、たまたま畑にたくさん生えていたスベリヒユが食べられることを思いだし、オメガ脂肪酸が含むことなど知り、生のまま刻んで納豆に入れて食べたらクセも気にならずシャキシャキとして美味しいこと!野菜のように畑を耕して種をまいて肥やしをやって防虫ネットをはって、なんていう手間もかからず、水不足に水もかけずに生き生きと生えているつよい雑草!! 感動です!!もっと早く知って食べればよかった。今では、痛めたり、味噌汁に入れたり、サラダにしたり,お浸しにしたりして食べています。認知機能低下予防、血液サラサラ抗酸化、スーパー野菜と呼びたいです
みなさ~ん、ひょうを食べましょう。おひたし、ほんとにうんまいがら、食べたらビックリすっぞ、また食いたくなっぞ~。